長崎ラビッシュネット(Nagasaki Rubbish Net)
沿革
2005年発足。環境活動を通して長崎のまちの活性化を推進するために、長崎大学環境科学部の学生3名が中心となって結成した環境コミュニケーショングループである。活動はプロジェクト単位で進行するため、固定のメンバーは存在しない。代表的な活動は「長崎打ち大作戦」であり、発足以来、延べ83名の事務局学生スタッフを輩出した。
ラビッシュとは
イギリス英語で「ごみ」を意味する。最初の活動が、長崎ランタンフェスティバルに訪れるお客様のために、まちを綺麗にすることから始まったことに由来する。
クリーンで広げる環境の「話(わ)」を活動コンセプトとして、あらゆる主体との協働を「話=環」で広げるパートナーと位置づけ、これを「話達(ワダチ)」と名付けた。
車の通った後には轍(ワダチ)ができるが、
NRNの通った後には話達(ワダチ)ができる
全国にこの話達を増やすこと。それがNRNのミッションである。
有限会社松環舎
プロジェクト支援と人材育成を担当する民間企業。イベントの企画立案、協賛依頼、フリーペーパー発刊作業等をプロの視点で指導しながら、学生スタッフと共に「おもしろい出会い」を創り上げている。
沿革
2005年設立。環境コミュニケーションを通したまちづくり・地域活性事業を中核にした、デザイン、イベントそしてアドバイザリーを行う総合環境代理店。自治体の環境政策立案から商店街における集客イベントまで、「まちのためになることを楽しく一緒にプロデュース」するのが主な仕事である。強烈な社長のキャラクターによって二つと同じ日がない会社の日常には、緊張の中にちりばめられた学びがある。会社のマストは「三時のおやつ」であるが、カステラは出されたことがない。
会社情報
松環舎の考える長崎打ち水大作戦
長崎打ち水大作戦を運営するに当たり、その内容がそっくりそのまま、広告代理店の仕事そのものであることがだんだん分かってきました。そして実践を通してのイベント運営は学校では決して教わらないし、教える人もいないだろうと考えています。
2012年から打ち水大作戦を環境イベントとしてだけでなく、社会人入門のための活動としてはっきりと位置づけてみました。
企画を実現するためには資金が必要になる。お金を集めるための計画を立て実行に移す。企画書を書いて、読み練習を行い、お話をさせてもらいたい社長を選ぶ。しかし会うことすらうまくいかないことに、大きく落胆する。
それでもイベントの日がどんどん近づく。学生スタッフはかなり焦り、そして檄が飛ばされます。
今まで体験したことのない毎日の連続。学ぶ目から、いつの間にか盗む目に変わります。
学生スタッフが、たかが水まきのために、ひと夏をマジに過ごしします。
だからほとんどのスタッフは途中で辞めません。
それくらい、長崎打ち水大作戦には学びが多いのだろうと思っています。
まちのためになることを、楽しく一緒にプロデュース。
もちろん、自分たちの成長のためにも、打ち水を楽しく仕上げたい。
長崎打ち水大作戦を通して、ここでしか学べない、知ることのできない体験を、めい一杯してもらいたいと思っています。
そのために、行政や長崎の企業の社長の方々の胸を借りる。
長崎の若者達は、長崎の大人達が一緒に育てる。
松環舎はそんな前向きな若者達を、長崎の大人達に働きかけながら、ずっと応援していきたいと考えています。